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楽吉左衛門さんの書いた「楽ってなんだろう」

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佐川美術館に行った時、ミュージアムショップで
この本「楽ってなんだろう(楽吉左衛門著)」が
売っていたので思わず買ってしまいました。

楽茶碗は、千利休が長次郎に焼かせたのが始まりで、
楽茶碗という名称ではなく、「今焼茶碗」と呼ばれていたようです。

それはその当時既にあった、天目茶碗や高麗といった
外に開いた形の茶碗とは違い、
少し内側に口が狭まった形のものが最初でした。

利休が当時使っていた名から宗易形とも後に利休形と
呼ばれるもので、現在の茶碗はこの形のものが多いと思います。

吉左衛門さんが考える利休形の原点は、
既に轆轤の技術があるにも係わらず、
瓦職人をしていたといわれる長次郎が
手捏ね(てづくね)で茶碗を作ったことです。

手のひらで収まるように手捏ねで形を作り、
乾かし、そして削る
それには手の姿が美しく移しこまれているというのです。

そのほか利休七種の解説や吉左衛門さんの選ぶ
長次郎十作の写真や楽家歴代のことなど
とても面白く、楽茶碗のことがよくわかる本です。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 http://www.moroeya.com
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by moroeya | 2007-09-30 12:51  

「まちバス」が10月6日から再び運行します

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今朝の北國新聞に「まちバス」のことが載っていました。

まちバスは金沢駅から武蔵ヶ辻を通り香林坊から
金沢21世紀美術館まで行き、金沢駅まで帰るルートの
金沢ショッピングバスのことです。

前期は8月で終わりましたが、
後期が10月6日から始まり来年の1月14日までの
毎週土日と祝日に来年の初売り、バーゲンの時期の
計36日間の運行となります。

乗っていただいたお客様へのアンケートでも
多かった時間延長をおこなっています。
10:00~16:30(金沢駅発)に延長されました。
その結果1時間に2便出るので計14便の運行になります。

もう一つ変わったことは、今まで混んでいる為
片町には停留場がなかったのですが
当店のすぐ前、フレーゴ付近に片町・タテマチの
バス停が出来ることになりました。

そして、今までありましたフォーラス前のバス停がなくなり、
金沢駅西口・フォーラスというバス停になりました。

ルートもフォーラスの前を通らず、駅の西口から
中橋、六枚町を通るコースに変更されました。

これにより金沢駅東口の混雑する所を通らなくなりましたから
バスの遅延の危険性が減り、定時運行が確保できると思います。

まちバスには金沢市の行政サイドも期待を頂いていて、
後期は乗客だけでなく、商業者にもアンケートを実施するそうです。

コンパクトな歩ける街を目指す金沢市としても、
街中の一体となった今回の取り組みに
高い評価をしているということでした。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 http://www.moroeya.com/
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by moroeya | 2007-09-29 16:12  

京都の楽美術館へ行き「元伯宗旦と樂茶碗展」を見ました

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佐川美術館の後、京都の楽美術館へ行き
「元伯宗旦と樂茶碗展」を見ました。

前期  9月11日(火)~10月28日(日)
後期 10月30日(火)~12月16日(日)の日程です。

元伯宗旦は千利休の孫で現在まで続いている
表千家、裏千家、武者小路千家の祖に当たる方です。

利休は秀吉に切腹を命じられなくなったため、
一時は千家もなくなってしまいました。
利休の子、少庵とともに宗旦も受難の時代をすごしました。

その後、許されて利休の茶道の礎になった方です。
今年が亡くなられてから350年忌に当たるために
京都では宗旦関連の催しが多く開催されているようです。

初代長次郎の茶碗は印も無いものが多く
その茶碗の箱に宗旦が書付を行っています。

また宗旦が自分の好み茶碗を作ってもらうべく
絵と指示が描かれた手紙を掛け軸にしたものが
飾られていました。

そのほか楽家歴代の茶碗も並べられています。

楽美術館の茶碗は、小ぶりで碗形で利休形といわれる形で
ほとんど丸い物が多く、奇を衒っていない正統派の茶碗です。

楽美術館の隣は自宅になっていて、門の格子越しに
光悦筆と伝えられる「おちゃわんや」の暖簾が見えます。

一日中、佐川美術館から楽美術館と楽茶碗を堪能しました。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 http://www.moroeya.com
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by moroeya | 2007-09-28 16:08  

佐川美術館の楽吉左衛門展の続き

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佐川美術館の楽吉左衛門展の続きです。

地下の空間に降りて行くと入口がありました。

黒を基調にして、ライティングで商品を見せています。

まず入口に大きな板の上に茶碗と茶入、水指が置いてあります。

この展示会のテーマは「守・破・離(しゅ・は・り)」で
千利休の茶道歌 の中にある
規矩作法「守りつくして破るとも離るるとても本を忘るな」
からきているのでしょう。

昼の航海、夜の航海など部屋ごとにテーマが掲げられ
茶碗が並んでいます。

全体に薄作りで、ざっくりとした荒土に箆(へら)跡が残る作品で
形もほとんど変形していて、
沓形と云うか航海というのですから舟の形なのかもしれません。
口が内側に入り込む姥口(うばぐち)の作品が多かったです。

釉薬も黒あり、白化粧したもの、釉裏紅の赤が入ったもの、
に緑色をつけたものもあり色々です。

守・破・離の伝統を守って作ってきた今までから
伝統から脱皮し、それでも捨ててはならない
茶碗の本質を表現しているのだと思います。

当店には以前から当代の楽吉左衛門の茶碗(写真)がありますが、
それから比べると守・破・離の考えの
尖がっている先端の茶碗ばかりだと思いました。

一番奥の部屋には茶入が3点並んでいました。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 http://www.moroeya.com
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by moroeya | 2007-09-27 17:23  

佐川美術館で楽吉左衛門展

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滋賀県の守山市にある佐川美術館に来ています。

佐川美術館は佐川急便の美術館です。

今まで、日本画の平山郁夫さんと
ブロンス彫刻の佐藤忠良さんの作品が
並べられていました。

9月に楽吉左衛門さんの館が完成しました。

佐川美術館は、琵琶湖のすぐ隣にあり、
水を生かした造りになっています。

吉左衛門館も水面の下に造られています。

まず、予約してお茶室を見せていただきました。
まあるい壁から池の水が少しづつ流れ落ちる
のを目で見、耳で聞く待ち合いがあり、
にじり口を抜けると、和紙で仕切られた小間があり、
少し進むと水面に浮いているように建つ
広間の茶室があります。

コンクリートの打ちぱなしの壁、
石の床の間など従来の茶室とは違っています。

それでも、畳だけは同じです。

吉左衛門の考える変えていけないものが畳だったのです。
畳はお茶の世界で、大きさの基準で、
これを崩すとお茶は成り立たないという思いなのだと思います。

作品については、明日書きます。
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by moroeya | 2007-09-26 13:17  

金沢21世紀美術館はこの10月で3周年を迎えます

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金沢21世紀美術館はこの10月で3周年を迎えます。

「まるびぃdeパーティー3」のパンフレットが届きました。

金沢21世紀美術館は開館以来多くの
お客様を集めています。
当店にこられるお客様も、美術館の袋を
持ってこられる方がとても多いです。

金沢といえば、兼六園や古い街並みといった感じでしたが、
21世紀美術館が出来て観光の質も変わった印象です。

まるびぃdeパーティー3のパンフレットには
カレンダーが付いていて、アートzaマーケットや
移動カフェ、パフォーマンスなどが
10月6日~9日に行われます。

お楽しみはミニSLでまーるい美術館に
沿ってミニSLが四分の一周します。

それと子供達のためのイベント
「ハンズオン・まるびぃ!」も開催されます。

楽しい三歳のパーティーになりそうです。

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by moroeya | 2007-09-25 11:04  

「金沢灯りと花の小径(こみち)」が10月5日・6日2日間限定で開催されます

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夜の散策イベントとして
「金沢灯りと花の小径(こみち)」が
10月5日(金)・6日(土)の午後6時~9時
2日間限定で開催されます。

金沢の老舗が並ぶ尾張町から
少し奥に入った彦三(ひこそ)緑地を
メイン会場にして、浅野川のほとりの
主計町(かずえまち)の家並みなどをライトアップします。

彦三緑地ではサウルハープ&リコーダーの
ミニコンサートが30分に一回の間隔で行われます。

尾張町にある金沢蓄音機館では、
自動再演ピアノの演奏、蓄音機の実演
そして邦楽生演奏と蓄音機の実演が行われます。

ライトアップされた金沢の街を歩いて楽しむ
「金沢ナイトウォーク」も同時開催されます。

尾張町から主計町へ抜ける秘密の小道
「くらがり坂」もライトアップされるそうで、
くらがり坂ではなくなるのがちょっと心配です。

ライトアップはいつもと違う景色が出現するので
とても楽しみです。

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by moroeya | 2007-09-24 15:24  

プレーゴにTOGA金沢店がオープンしました

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昨日から当店のすぐ横にあるプレーゴに
(広場を中心にした物販と飲食の複合商業施設)
新しい店がオープンしました。

TOGAというブランドで、パリコレにもでているブランドで、
金沢以外は原宿にしかないそうです。

一昨日オープンを記念してレセプションがありました。
隣ということもあり行ってみました。

黒を基調にした、打ちっぱなしの鉄骨が
むき出して見えるような内装ですが、
なかなかこだわりのある創りになっています。

レディースということで、余りわかりませんが、
流行に敏感なファッションのようです。

面白いと思ったのは店前の看板が無いことです。
スタッフの方が「入ったらわかるから無いのです。
東京の店にも無いのですよ」と言っていました。

商品に対する自信とこだわりの現われと思います。

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by moroeya | 2007-09-23 14:12  

四十萬谷本舗から「野菜ジェラート」が発売されました

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もうお彼岸だというのにまだまだ暑いですね。

この夏、金沢の冬の味覚のかぶら寿司の老舗 
四十萬谷本舗から新製品の
「野菜ジェラート」が発売されました。

雑誌に載っていたので一度食べたいと思い、
近くの香林坊アトリオにある四十萬谷本舗へ
行って聞いたところ、弥生の本店と新庄の店しか
売っていませんといわれました。

残念に思っていたところ、
香林坊のアトリオの店でもようやく売り始めたと
四十万谷さんの社長がこられて話されていたので、
早速買いに行きました。

社長さんおすすめの加賀いり茶とサツマイモの金時の
ジェラートを食べました。
加賀いり茶は余り甘みは無いのですが、
お茶の良い香りがします。
サツマイモは甘みもありとてもおいしいです。

おすすめはハーフ&ハーフにするとおいしいです。

四十万谷社長は、奥様とともに野菜のソムリエ
(ベジタブル&フルーツマイスター)の
資格を取られたそうで、
野菜のおいしさをぎゅっと詰め込んだ商品を作りたいと思い、
野菜ジェラートを作ったそうで、
さすが野菜マイスター、野菜のことをよく知っている
という味になっています。

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by moroeya | 2007-09-22 13:03  

明日から10月28日まで能登の七尾美術館で「茶の湯の美術展」が開催されます

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明日から10月28日まで、能登の七尾美術館で
「茶の湯の美術展」が開催されます。

現在休館中の金沢の石川県立美術館が立て直されるのに伴い、
県立美術館の持っているお茶関係の器を中心にして、
七尾美術館所蔵の「池田コレクション」などが展示されます。

写真の仁清の梅の図の水指をはじめ、
大樋焼の初代長左衛門の「飴釉烏香炉」や
樂 道入の「ノンコウ赤茶碗 銘小判」などの
名品が展示されます。

この仁清の梅の図は九谷焼でもよく写されて、
仁清梅と呼ばれ花瓶や飾皿などに描かれています。

地震があってから、能登にこられるお客様が
減っているようですが、七尾は昔から
お茶の盛んな土地柄でもあります。

お茶の湯美術展へいっぱい来てほしいと思います。

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by moroeya | 2007-09-21 17:06