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緑の中の金沢城は遠くから見ても良い感じです。

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昨日、ある会の総会で武蔵ケ辻にある
スカイホテルにいきました。

「エムザ」というデパートの上にあり
向かい側には生鮮品を売り「金沢の台所」と
いわれる近江町市場があります。

金沢の二つの中心街の一つ武蔵地区です。
エムザや近江町市場とともに人を集めていた
ダイエーが撤退したり近江町市場も近代化して
ビルになる計画も進んでいて、この武蔵地区が
どう変わるかは目が離せません。

このビルの周りに高い建物がなく金沢の街中が
とてもよく見渡せます。
金沢城が緑の木々のなか見えました。

三年ぐらい前に再建されたこの櫓は
金沢城内の広場からは何回か見たことがありましたが、
遠くから見るととてもお城らしくみえました。

曇って遠くは見えませんが、奥には医王山(いおうぜん)
の山々が連なっています。

城下町・金沢らしい景色でした。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-05-31 08:49  

日本画家千住博さんの絵を香林坊大和百貨店に見に行きました。

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先日、大徳寺聚光院に行ったとき、
伊豆に別院がある話を住職がされていました。

その話の中で、日本画家千住博さんも
この聚光院が好きで、狩野永徳の国宝の襖絵の
前にずっと座っていたり、
大徳寺金毛閣の天井長谷川等伯の描いたの龍を
楼の上で寝ながらながめていたたそうです。

そんな縁から、伊豆の別院の襖絵を描き寄進
されたようです。
その襖絵は千住博さんの最高傑作として評価されています。

残念ながら、千住さんの絵をみたことがなかったので
その話がピンとこなかったのですが、

昨日当店近くの香林坊大和百貨店で、
21世紀の巨匠画家7人展が開催されていました。
その中に千住博さんの名前があったので見に行ってきました。

7人の巨匠というだけありなかなか見ごたえのある
きれいな作品ばかりでしたが、

千住さんの作品は一点の具象画以外は、
かがり火を描いたような作品ばかりで、
さすが芸大出身と思われる絵でした。

今度、加賀の美術協会には、伊豆の別院へも行く計画も
あるようですから千住さんの最高傑作を堪能してこようと思います。

写真は二川和之作「奥入瀬」です。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-05-30 10:04  

「金沢の焼物」加賀九谷陶磁器同業組合創立50周年記念誌を頂きました。

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先日お客様から「金沢の焼物」という本の
コピーを頂きました。

加賀九谷陶磁器同業組合の創立50周年記念に
作られたもので、
昭和11年11月1日に発行されたものらしいです。

昭和11年といえば1936年で70年前です。
この時創立50周年ということは130年前に
加賀九谷陶磁器同業組合というものが
出来上がっていたのですね。

当時、金沢は九谷焼の主産地で上等のものは
金沢の作家が作っていたことが、
この中の名簿でもわかります。

加賀九谷は今でいう金沢九谷なのです。
面白いのは、大樋焼(金沢で作られる茶陶)や
洋陶の日本硬質陶器(ニッコー)も
この中に入っていて、金沢で焼かれる焼物すべての
組合だったようです。

当店も私は写真でしか見たこともない
祖父の名前があり、親父も懐かしそうに見ていました。

昨日、金沢九谷振興協同組合の総会があり、
皆さんに見せたところ、
この当時、加賀九谷の理事長だった松本佐太郎さんの
孫に当たる松本佐一さんはこの本を持っていると
おっしゃっていました。

他の方はこんな本があったのかと懐かしそうに見ていました。
当時の組合の記念誌ですからみんな持っているはずですが、
戦争があったりしてなくなってしまったのでしょう。

読み物としても面白く、この当時の九谷焼の歴史が
書かれていたり、九谷焼を継承・発展させてきた人の
「九谷名工名鑑」がのっていたり、
また製品の大体の値段が、普通品、上製品、優等品
に分けて書いてあったりして面白いです。

こんなものを見ると九谷焼の歴史を感じます。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-05-29 13:09  

金沢市の文化施設にはパスポート=共通鑑賞券があります。

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金沢には、市内各所に色々な文化施設があります。
国立のものや県立のものもありますが、
金沢市が運営する13の施設には、
共通鑑賞券があります。

いつも紹介する中村記念美術館や老舗記念館などです。
残念ながら21世紀美術館はこの中には入っていません。
金沢に3日間滞在して少なくとも、二つぐらい
回りたいとすれば、断然お徳です。

各施設の窓口で売っています。
しかもいちいちお金を払わなくても、見せるだけでいいという
便利さもあります。

さらに一年間パスポートもありデズニーランドのようです。
3日間は800円、一年間は2000円です。

さらに特典は、県立美術館などの県の施設も団体扱いで少し安くなります。

箱物行政と批判され、入場者が少ないと嘆くより、
利用する観光客には、この施設は県、この施設は市
なんてことは関係ないですから。

石川県も金沢市も協力して、一枚でどこでも見られるようにすれば良いと思います。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋
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by moroeya | 2006-05-28 10:20  

九谷焼美術館で「競艶 再興九谷展」を見てきました。

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金沢から車で1時間ほど南へ行くと、
かつて古九谷を作った加賀藩の支藩
大聖寺藩の中心地、加賀市大聖寺があります。

古九谷を焼いた九谷村は、大聖寺川をさかのぼり
車でも2時間ぐらいかかる山奥にあります。

大聖寺駅から歩いて5分ぐらいに
石川県九谷焼美術館があります。

「競艶 再興九谷展」が第一期として
7月9日(日)まで行なわれています。
第二期は来年の1月17日から4月1日迄です。

九谷焼は古九谷が約50年で廃窯になった後、
100年後の金沢の春日山窯や、吉田屋など
色々な窯で古九谷を模したものから、当時流行の
赤絵金襴手そして古伊万里写などさまざまな
焼物が焼かれています。

そのため現在、「九谷焼の特色はと聞かれると」
一言で言うのは難しいくらいさまざまな技術や特色を
持った焼物になっているのです。

「競艶 再興九谷展」は九谷の多様性が競いあって
なかなか面白い展示会になっています。

観賞し終わったらいつものように二階の茶房「古九谷」
でお茶をいただきました。
オリジナルスィーツの九谷豆腐は豆腐の上に抹茶をかけてあり
黒蜜をかけて頂くとさっぱりしておいしかった。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋
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by moroeya | 2006-05-27 10:18  

久しぶりに「兼六園」をゆっくり回りました。

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兼六園から石引へ抜けるところに、
以前は石川県立美術館だった伝統産業工芸館があります。

兼六園のこの道は、小立野にある紫錦台中学に通う時、
いつも通ったコースです。その時は兼六園も無料でした。

伝統産業工芸館には石川県の伝統産業の展示が
行なわれていて、もちろん九谷焼も展示されていました。
(1階は自由に入れます)

二階へ上がる階段のところに「兼六園」と書かれた額がありました。
この額も以前は兼六園の正門に掲げてあった様に記憶しています。

そもそも兼六園の名前も藩主斉広公(ナリナガ)が
時の老中 松平定信に依頼してつけられたもので

原典は中国=宋の李格非が書いた「洛陽名園記」に由来し、

「園圃之勝 不能相兼者六 務宏大者少幽邃 人力勝者少蒼古 
水泉多者無眺望 兼此六者惟湖園而巳」

ここに書かれた「宏大であり幽邃、人力があるが蒼古で、
水泉もあり眺望がよい」この相反するような6つの要素を
兼ね備えている庭園は惟湖園しかないという意味で、
兼六園も6っを兼ね備えるよう目指しているということでしょう。

自然を豊かにに取り入れた、しかしよく見ると山にしても木にしても
噴水しても橋、曲水など人の手がうまく入っている庭園だと思います。

久しぶりで兼六園を回ってみて、木々の緑、静けさなど
良い空間だなぁとつくづく思いました。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-05-26 11:10  

兼六園の曲水にカキツバタがとてもきれいでした。

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先日、京都に行っている間に、
小泉首相が金沢にこられていました。

文化庁が「わたしの旅100選」と題して全国に公募した
おすすめ旅の中に、「ジャパンを旅する」
というのがあったそうです。
ジャパンといっても単に日本のことではなく
英語でJAPANと大文字で書くと「日本」のことですが
japanと小文字で書けば「漆器」のことです。

そこで漆器で有名な「輪島塗」の輪島から金沢へ
そして隣の富山県の高岡への旅となったようです。

金沢では兼六園や武家屋敷、そして小泉首相のお得意の
サプライズでは、作家の井上靖さんが出られた
旧四校(第四高等学校)の跡である当店の近くにあり
赤レンガで有名な近代文学館へ急遽来られました。

その時のテレビで兼六園に杜若(かきつばた)が咲いている様子が
とてもきれいでしたので、早速見に行きました。

兼六園の曲水に杜若が咲き、曲水にかかる橋
をバックにしたり、橋から写真を撮っている人でいっぱいでした。

残念ながら杜若の時期は少しすぎたようで、
しおれかけたものもありました。

園内は苔もとてもきれいで、青紅葉とともに
若葉の緑を満喫しました。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-05-25 11:01  

金沢市立ふるさと偉人館は私の通った幼稚園でした。

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金沢21世紀美術館から少し行くと、
金沢市立ふるさと偉人館があります。

ふるさとの偉人ということで、
アドレナリンを研究しタカジアスターゼをつくり
世界に大きく貢献した高峰譲吉(たかみねじょうきち)先生や

禅の研究で世界に知られる鈴木大拙(すずきだいせつ)先生、

台湾に渡り烏山頭ダムをつくり、台湾南部を
一大穀倉地帯に変えて台湾の人々に
「嘉南大(かなんたいしゅう)の父」と呼ばれ
尊敬されている八田與一(はったよいち)先生

など金沢から日本そして世界に活躍した偉人達の
功績をたたえる品々と遺品などを展示しています。

実はこの建物は私の通った幼稚園です。
前を通るたびに懐かしく思っています。
道が広くなり校庭が小さくなり、
良く遊んだ砂場がなくなったのが残念です。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-05-24 10:00  

聚光院のお茶室「枡床席」で薄茶を頂きました。

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大徳寺の続きですが、
そのあと、聚光院のお茶室「枡床席」で薄茶を頂きました。

この茶席も重要文化財に指定されているもので、
土壁に時代がついて、それだけでも圧倒されます。

聚光院には利休の墓もあることから、
三千家が利休忌には釜を掛けるとのことで、
本当にありえない貴重な体験をさせていただきました。

そのあと、一番の目的である、
裏千家学園の佐藤宗順さんに器とお茶の話を
お教えいただきました。

私以外は木工、漆器、陶磁器の作り手さんで
自分の作品を持ち寄っての研究会です。

実際鉢にお菓子を盛って見ながら
菓子鉢の大きさの話から茶道のルーツまで、
話がお茶の考え方の根本までお話頂き、
目から鱗が落ちるようでした。

何でも基本が大切です。
お手前を教える先生は多いですが、
考え方の根本をお話していただけることは
なかなかないのです。

とても楽しい研修でした。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋
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by moroeya | 2006-05-23 10:39  

大徳寺・聚光院の国宝の襖絵を見せていただきました。

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この研修会の目的の場所は大徳寺・聚光院です。

聚光院に着くと早速ご住職が方丈庭園、枯山水の「百積庭」
のから狩野永徳が24歳のときに描いたという本堂の
国宝の襖絵「花鳥図」と永徳の父狩野松栄の「瀟湘八景図」
などを見せていただきました。

この国宝の襖絵「花鳥図は、永徳には珍しく水墨画で、
それがなお永徳の筆の運びや絵のうまさが引き立ちます。

「ダビンチコード」で今話題の「モナリザ」がルーブルから
日本にやってきたとき、そのお返しの展示品として
フランスに渡った国宝の襖絵なのです。

こんなに間近に眺めることが出来て幸せです。

枯山水といっても今では苔むしていますが、
当時は利休が永徳の襖絵にあわせて、
庭を作ったらしく中央に橋が架かるような石組です。
絵と庭が一体となっているということでした。

庭の右側には利休お手植えの沙羅の木があり、
(今は三代目の木です)毎年6月ごろ白い花が
咲くそうです。

禅宗の庭に花の咲く木があることもとても珍しいと思いました。

庭の座ると苔がきれいです。ここで修行される方は、
贅沢だと思いました。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-05-22 11:32