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九谷焼にバラの絵柄はありますかというリクエストにお答えして

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バラの絵柄はありますかというリクエストにお答えして、
バラのコーヒーポット&ドリッパーとコーヒー碗皿です。

九谷焼ではシルクロードの影響なのか、
唐草の文様は結構使われます。

鉄仙唐草や葡萄唐草など
実際つるがあるものならうなずけますが、
このバラ唐草は初めて見たときこんな手があったか
と驚きました。

唐草にバラの花を入れただけですが、この作家
虚空蔵窯さんのセンスの良さを感じました。

その後、当店二階のギャラリーでこのバラ唐草を
メインに虚空蔵窯さんには展示会をしていただきました。

このポットとドリッパーも虚空蔵窯さんの独特の
もので4,5人前ならドリッパーでポットに落として
ポットに蓋をすればそのまま使えます。

普通のドリッパーと同じく穴が3っつあいていて
ペーパーフィルターが使えます。

コーヒーカップもお揃いでバラ唐草が渕の所に
半掛けで描いています。

ポット&ドリッパーは一組¥15,750ー
コーヒー碗皿は一客¥6,300-です。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-02-28 11:42  

花の中でも椿(山茶花)と牡丹はよく九谷焼に描かれる図柄です。

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九谷焼では花鳥の絵柄が非常に多いのですけれども
その花の中でも椿(山茶花)と牡丹はよく
描かれる図柄です。

椿と山茶花の違いはよくわからないのですが、
花全体がぽとりと落ちると椿、一枚一枚花びらが
散るように落ちると山茶花といわれています。

椿の中国名「山茶花(さんさか)」が 間違って
(さざんか)として定着したといわれています。
どちらも椿科なので椿から品種改良したもの
が山茶花なんですかね。

もう一つは牡丹です。
「立てば芍薬、座れば牡丹」と美人の代名詞にも
たとえられる牡丹は中国では、花の王様と呼ばれていて、
鳥の王様孔雀と共に描かれることが良くあります。

花の大きいことと香りのよさが王様としての風格十分
というところでしょうか。

最近は、コスモスや花水木、胡蝶蘭など色々な花が
絵柄として増えてきています。

写真の牡丹の小鉢は5個1組で¥5,775-
椿(山茶花)の角小鉢は5個1組で¥13,125-です。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-02-27 10:43  

静音の小径(しずねのこみち)」は歩きたくなる道です。

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江戸時代から明治の頃まで金沢の
犀川大橋と新橋の間に、一文橋と言われる
私設の橋が架かっていました。
犀川はその当時ダムもなく暴れ川として知られ
よく片町も水に浸かったといわれています。
当店も地下に水が入り、消防車に水を出してもらった
ことがあると聞きました。

そのため犀川に架かる橋もよく流されたそうで
一文橋も話はあっても地図にはない幻の橋のようです。

片町から野町の西の廓(西の茶屋街)や北の廓に
遊びに行くのにこの一文橋で一文払って通ったから
一文橋といわれています。

先日の西の茶屋街での会合でも
野町地区の「静音の小径(しずねのこみち)」と
長町の武家屋敷を一文橋で結び歩ける街
金沢にしたいという構想が動きだしました。

4月23日(日)にはシンポジュームを開催する予定です。

その時頂いた「静音の小径」のパンフレットです。
日本ウオーキング協会の「美しい日本の歩きたくなるみち500選」
に選ばれたそうで、名称を公募してこの「静音の小径」に
決めたそうです。

「静音の小径」には犀川のせせらぎの音、
寺町の寺院群の鐘の音、そして西の茶屋街の三味線の音と
もっとも日本を感じさせる音を聞きながらこの道を歩いて
ほしいという願いから生まれたのだといっていました。

一文橋の話から色々な人の話を聞いていると、金沢は
まだまだ奥深いと思いました。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-02-26 10:01  

九谷焼には金箔も使うが金を直接塗ることもあります。

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昨日の金の話の続きですが、
九谷焼には、金箔も使いますが、
金をそのまま塗る技法もあります。

こちらの方が絵の具と一緒ですから
扱いは簡単ですが、
金箔より数倍金を使う量が増えます。

筆に吸われる分もありますし、金自体が
貴重品なので、ちょっとの量の違いでも大変です。

昔の名品でも、金の量が多く見えるように
下に白い絵の具を浮き上るように厚く塗り
その上に薄く金を塗った(盛金)という技法もあります。

写真の抹茶碗は金沢の女流作家さんの能瀬萌春さん
の金地に竹の図です。
この抹茶碗は盛金ではなく厚く金を塗ってあります。
金の色と竹の緑がとてもあっていてきれいです。
ちなみに¥52,500-です。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-02-25 13:11  

金メダルといえば金沢は金箔の生産では日本一です。


トリノオリンピックで日本にようやく春がきました。
フィギュアスケートで荒川静香が金メダルをとりました。

ただでさえプレッシャーがかかるオリンピックなのに、
日本はそれまでメダルゼロでしたからその重圧は
大変だったでしょう。

それにしてもオリンピックで聞く「君が代」は
最高ですね。なんと良い曲でしょうと感心します。

金メダルといえば金沢は、金箔の生産では
日本一で90%以上です。
その名の通り金の街なのです。

九谷焼にも金箔を使ったものも多いのです。
吉田美統(よしだみのり)先生は、
釉裏金彩という釉薬の裏(生地の上)に金箔を張り
その上から釉薬をかける技法を使って
人間国宝になられました。
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そうでなくても金を使った作品も多くあります。
その昔、金沢の東山付近は、職人町で
九谷焼の絵付け師、漆の塗り職人、金箔の箔打職人
加賀友禅の絵付け師などがその職人町で
軒を並べていました。

そのため九谷の絵付けに金箔を使ったり
加賀蒔絵に金粉を使ったりと金を扱う
技術が生まれたのではないかと思います。

職人同士の横のつながりが新しい価値を
産んできたのです。

写真のコーヒー碗皿は赤、青、緑ともに一客¥5,670-です。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-02-24 11:13  

金沢の「鰯組」の鰯料理は体によくおいしい。

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昨晩、東京から友達が来て
久しぶりなので食事をしました。

金沢らしい料理をと悩みましたが、
犀川大橋の近くの「鰯組」に行きました。

名前の通り、鰯料理がメインで、
鰯の刺身、丸焼きから鰯のユッケ
南蛮漬けとホントに鰯のコースです。

入口は木の引き戸で中は見えませんが、
なかなか雰囲気のある造りです。
一階はカウンターで壁には
赤い提灯が所狭しと飾ってあります。
二階は座敷になっています。

あまり金沢らしくなかったかと思いますが
鰯は体によく、しかも大変おいしいので
友達も大満足でした。

鰯料理だと日本酒ということで、
冷酒を飲みすぎてしまいました。


金沢市片町1-3-22  九谷焼諸江屋
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by moroeya | 2006-02-23 12:14  

尾山神社の向かいに金沢市文化ホールがありました。

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金沢の前田利家を祀った尾山神社の向かい
を入ったところに金沢市文化ホールがあります。
真ん中の三角錐を逆さにした傘が目印です。

ここはその昔、高岡中学校の校舎でした。
この中学の出身ではないですけど、一番近い
中学だったのでこっちの方が楽なのにと思っていました。

金沢市文化ホールは街中にある結構大きく
舞台のある900席近くのホールと
展示会や会議室などがあります。
一階に椅子席のお茶室「閑清庵」があり、
お茶会や香道教室も行なわれたりもしています。

校舎がなくなって更地の時、大きな広場なので
友達と遊んだこともありました。
ここに来ると懐かしい。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-02-22 09:35  

春は名ばかりですが、桜の器が・・・・・

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春は名ばかりで、金沢の市内もまだ
日陰の所には雪が残っています。

それでも店には桜の新商品が続々入荷
してきました。

桜の食器は、5年ぐらい前までは皆無でした。
桜の時期が短いことと、春にしか使えない
のではないかと、作り手も思っていたからでしょう。

最近は、食器もファッションの時代なのか
それとも、日常の生活に季節感が失われてきたためか
食器に季節感を求めるようになってきました。

その顕著に現れるものが桜の食器です。

商店街にあるシャツの金港堂さんによれば
今年はピンクがトレンドだそうです。

桜そしてピンクは流行の最先端ということでしょうか。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋
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by moroeya | 2006-02-21 11:47  

九谷焼の名窯の松雲堂「九谷焼下絵図譜」はすばらしい。

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加賀の九谷焼美術館の「吉田屋展」が好評です。

NHKの新日曜美術館でも取り上げてられいました
粟生屋源ェ門の弟子の松屋菊三郎その子、
松本佐平、佐吉と続く名窯「松雲堂」があります。

古九谷写しで誰もが最高と認める
初代の徳田八十吉もこの松雲堂で
絵付けを学びました。

松屋菊三郎、松本佐平、佐吉、二代目佐吉と
4代にわたり松雲堂は九谷焼で最高品質の
商品を作り出す工房だったのです。

「九谷焼下絵図譜」はその松雲堂に残された
九谷焼の下絵図を集めて本にしたものです。

この本の制作に深くかかわった金藤さんは
当店にも良くこられてお話をされますが、
「松雲堂に惚れて品物も集めた、
見れば見るほど松雲堂は良い」と言っておられます。

以前にこの下絵の実物も見せていただきました。
花瓶なら花瓶の形に切ったパラフィン紙のような透ける紙に
花鳥などを丁寧に描かれています。
掛け軸にすればどこのお茶席に出しても
良いぐらいの出来の物ばかりです。

九谷焼のこんなすばらしい財産を大切に
していただきたいと思いました。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 
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by moroeya | 2006-02-20 11:23  

珠洲焼の「焼酎サーバー」がようやく完成しました。

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焼酎ロックもそうですが、ここ2年ぐらいで
新しく出てきた物で言うと
「焼酎サーバー」ですね。

これも焼酎ブームのおかげでしょうか
自宅で焼酎を呑むのにやはり雰囲気
は大切とお父さんも考えた結果でしょうか。

この商品のポイントは蛇口です。
注ぐ時はきっちり出てほしいが、
それ以外は漏れては困るわけです。
しかし水道の蛇口のような大きさでは
大きすぎます。

もう一つのポイントは蓋です。
きっちり蓋が閉まってしまうと、注いでいると
気圧が下がるため焼酎が出なくなります。
蓋は少し隙間のあるあまいものが良いのです。

写真の青い銀彩のものは九谷焼、それを参考に
珠洲焼の坂本市郎さんにも作っていただきました。

最初は蛇口がなく、お酒の樽でするように
木の栓をねじって嵌めればといっていましたが
作ると木の栓ではやはり少し漏れるのです。

そこで蛇口を調達してやっと製品になりました。
珠洲焼は水でもお酒でもまろやかにするといいますから
焼酎を入れるととてもおいしいと思います。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋
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by moroeya | 2006-02-19 10:52