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再興古九谷の若杉窯 開窯200年記念の展示会

小松の芦城公園にある小松市博物館で再興古九谷の
窯の一つの若杉窯 開窯200年記念の展示会が
11月27日(日)まで開催されています。

加賀大聖寺で興った九谷焼は、100余年後の文化年間に
本多貞吉により再興されました。それが若杉窯です。

貞吉は隣村の花坂村で良質な陶石を発見しこれを使用しました。
この陶石は花坂陶石と呼ばれ、現在でも九谷焼の原石として
使用されています。
また、京都や平戸、信楽などから陶工を集め、
加賀藩で最初に量産化に成功した窯です。

展示内容は、赤絵や染付、色絵などの作品もありますが、
ほとんどは陶片が多く埋蔵されていた、
若杉窯から出てきたものです。

再興古九谷の資料という意味では、なかなか面白い
展示会でした。
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by moroeya | 2005-09-30 10:03  

初代の徳田八十吉の住居が錦窯展示館になっています

九谷焼の産地の一つで、現在二人の人間国宝を輩出している
のは、石川県の空の玄関小松空港のある小松市です。

この小松に九谷焼といえば徳田八十吉と言われるほど、
古九谷の釉薬を研究し、現在の九谷焼を語るには
欠くことが出来ないのが初代の徳田八十吉です。

その初代の徳田八十吉の住居であり窯は、
現在小松市立錦窯展示館になっています。


この錦窯展示館9月3日(土)~11月27日(日)まで
「古九谷の系譜」という企画展を開催してます。
展示会の内容は古九谷から続くいわゆる古九谷様式の
作品の展示しているだけですが、
この展示場には常設で初代の徳田八十吉の作品を作った
窯が二基を展示していますし、初代の愛用品(めがねや香合)
九谷焼の下絵(紙にデザインを描いた物)の展示もあります。

展示場のビデオでは人間国宝になられた三代八十吉が、
初代が開発した釉薬の秘密を解き明かすきっかけになった
仏壇の文字が鍵になる話をしています。

小さな美術館ですが、九谷焼が世界に通用する焼物に
高めた初代の徳田八十吉を知るには欠かせない
場所です。


金沢市片町1-3-22 九谷焼 諸江屋

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by moroeya | 2005-09-29 07:21  

室生犀星の文学碑

犀川大橋より川上、桜橋との間、
犀川の川辺の道にある不思議な形の碑が、
室生犀星の碑です。

犀星記念館が出来る前は、観光客は
犀星の所といえばここにつれて行かれた
と思います。

この碑には
「あんずよ花着け 地ぞ早やに輝け 
あんずよ花着け あんずよ燃えよ」
と書かれていて、

金沢に来て初めて犀星の名を聞いた人が
この碑の前につれてこられても
何もわからなかったかもしれません。

しかし、「うつくしき川は流れたり。そのほとりに我は住みぬ」
と詠った室生犀星が金沢をそして犀川を愛したのは確かです。
その思いが観光客の方にも伝わればと思います。

犀川大橋から医王山(いおうぜん)を見ると、この日は曇っていましたが
四季により表情が違っていて良いですよ。
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by moroeya | 2005-09-28 10:12  

久しぶりに夜テニスの練習

金沢駅から富山方面へ少し歩くとウエストヒルズテニスクラブ
があります。
その昔は、兼六ラケットテニスクラブといっていました。
ビルに建て直し、一階は駐車場、二階に人工芝のコートが
二面あり、三階はサロンになっています。
隣には一階にハードコート3面あります。
すべて屋根があり、北陸では雨の日でも雪の日でも
出来るのでありがたいです。
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昨日は久しぶりに練習に行きました。
練習といってもいつもの先生によるレッスンではなく
集まったのは4人で、試合をしました。

うまい人ばかりなので、足を引っ張ってばかりで
少し落ち込んでしまいました。

いつものレッスンでは出来ても
試合になるとホントうまくいきません。
また練習しかないか?

今日は、足も腰も痛くて、階段がつらいよー。
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by moroeya | 2005-09-27 12:48  

金沢の本多の森に隠れた庭園

金沢21世紀美術館から中村記念美術館を過ぎ少し行くと
北陸放送(MRO)があります。
その奥に余り知られていませんがとてもいい庭があります。

ここらあたりは、加賀藩の家老本多家の所領でした。
本多家は、前田家を監視するためか、徳川家康の懐刀の
本多正信の次男 本多政重からはじまっています。

中村記念美術館や坂の上の石川県立美術館も含めて、
金沢城から見ての一番要の場所です。
ここら一体を本多の森と呼んでいます。
小立野台地の上と下に上屋敷と下屋敷があったのです。
本多家の上屋敷の対面所(殿様をお迎えした場所)が
この松風閣です。
殿様もこの庭にある池を眺めていたのでしょうか。

その隣に北陶という陶芸教室があります。
轆轤も何台か並んでいて飯田雪峰先生のもと
結構本格的な陶芸教室です。

表通りからは見えない所に静かないいところがあるんですよ。



金沢市片町1-3-22 九谷焼 諸江屋

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by moroeya | 2005-09-26 09:07  

中村酒造さんと骨酒プロジェクト

昨日の続きですが、中村記念美術館の収蔵品を寄贈された
故中村栄俊氏は、金沢の老舗の造り酒屋中村酒造の当主でした。

中村酒造さんとは、昨年、共同企画させていただきました
骨酒プロジェクトで大変お世話になりました。

「骨酒プロジェクト」は家庭でも簡単に骨酒を楽しんでもらおう
と企画しました。
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金沢の料亭では、祝い事があると鯛の骨酒など
よく飲まれたと言おうか食べられました。
また岩魚の骨酒も有名です。
そして金沢特有の魚?ごり(はぜのような魚で小さく黒い魚)の
骨酒も金沢では飲まれます。
金沢には卯辰山のふもとにごり屋さんというごり専門の
料亭もあります。

かといってご家庭ではなかなか作れません。
そこで当社と中村酒造さんとヤマカ水産さんの三社で
ネットだけで販売する「骨酒プロジェクト」を立ち上げました。

一年限定でしたし、めちゃめちゃ売れたわけではないので、
今年の春で終わってしまいましたが、
テレビや新聞、雑誌で取り上げられました。
三社の社長で記者会見したのですがすごく緊張しました。

当店でも初めてのことでどれくらい売れるかわからなかった
ので、5種類の片口鉢をどれだけ用意すればよいかわからず
大変でした。
でもなかなか良い企画だったと思います。
また色々考えていきたいと思っています。


金沢市片町1-3-22 九谷焼 諸江屋

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by moroeya | 2005-09-25 08:47  

金沢 中村記念美術館で「紺谷光俊展」開催中

金沢21世紀美術館から犀川に向かっていくと左側に
県立図書館があり、その間の道を奥に行くと、
中村記念美術館があります。
奥まっていてわかりにくいのですが、
坂の上の県立美術館とも坂道でつながっています。

この美術館は、お茶人としても有名だった
故 中村栄俊さんが集められた美術品を
金沢市に寄贈して作られました。
中村家の邸宅もお茶室「梅庵」と共に移築してあります。

現在は、新館で日本画家「紺谷光俊展」が
11月27日まで開催されています。
屏風絵など日本画らしいきれいな作品が並んでいました。

同時開催で収蔵品の茶碗が展示されています。
重要美術品で青井戸茶碗 銘 雲井を
はじめなかなかよさそうな茶碗が並んでいます。
私が気に入りました茶碗は黄瀬戸のです。
寸胴でお茶碗として作ったものではないのでは
と思いますが。黄色の地と薄くかかった緑の釉薬が
いい感じでした。
さすが大茶人の収蔵品です。
小ぶりで小さな美術館ですがとても落ち着きます。
100円でお茶券を買うとお抹茶と干菓子が出てきます。
新しく出来たお茶室「耕雲庵」を見ながら飲むことが出来ます。
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by moroeya | 2005-09-24 08:47  

秋分の日は、やはりおはぎですね。

今日は、秋分の日です。
子供のころ春分の日は休み出ないけど、
秋の秋分の日は祭日で得をした気分になったものです。

秋分の日は、春分の日と同様に昼と夜との長さが同じで
これから冬に向かっていくのです。

この秋分の日の前後を彼岸といいます。
昔から「暑さ寒さは彼岸まで」とよく言ったものです。
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お彼岸には、やはりおはぎですね。
物は一緒でも春のお彼岸にお供えするのは、ぼたもち(牡丹餅)
秋はおはぎ(お萩)と言葉を別けるのは、日本人の季節感の表れでしょうか。
でも秋には、おはぎといったほうがおいしそうです。
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by moroeya | 2005-09-23 12:20  

金沢園遊会が開催されます。

犀川の大橋を通っていると欄干に大きなのぼりが
何本もかかっていました。
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明日23日、24日は金沢園遊会が開催されます。
浅野川園遊会は、結構有名でNHKのBS放送で
生中継されたりしていましたが、
金沢園遊会は、新しいお祭りで、
犀川犀星まつりを拡大してできたお祭りのようです。
犀川大橋と桜橋の間にもテントが張られていて、
準備が進んでいるようでした。

金沢駅前の邦楽ホールでは、
金沢の「にし」「ひがし」「主計町(かずえまち)」の三廓の
芸子さんの金沢おどりもあり
有名料亭でも「加賀の宴」が開催されるようです。

詳しくはhttp://www.hokkoku.co.jp/_event/kaga/
を見てください。
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by moroeya | 2005-09-22 12:57  

ダイエーの中内さんの「良い商品を揃えて安く売る」は商売の基本

お客様からどうして値段が違うのですかと聞かれる事があります。

漠然としていてわかりにくいのですが、
一品作(公募展などに発表する一つほどしか作らないもの)の場合は
もう作家さんの価値と物の良さで決まります。
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問題は九谷焼の場合、手書きと転写(プリントのこと)の品物があることです。
基本的に転写の品物が2,3割安くなります。

転写の場合は、基本的に数が売れるものしか絵付けしません。
だから小皿、銘々皿などは転写が多いのですが
花瓶や飾皿など大量生産に向かないものは転写で作りません。


手書きの場合は、作家さんによって値段は違ってきます。
これも問屋から生地を提供され、工賃で絵を描く職人さんと
生地から選び色々デザインを考えて作る作家さんに分かれます。
作家さんはその公募展などに出展して、多くの人に見てもらい
評価を受けます。この評価が高ければ作品は高くなります。

あとは手間がかかっているとか、良いデザインでも価格が決まります。


        作家(生地を選んで作成、陶暦有り)
    手書き─┤
商品 ―┥   職人(問屋から生地を提供され作成)
    │
    │
    転写    (プリント、大量生産品)


 
当店ではなるべく多くの方に買って頂けるよう、安い値段をつけてあります。
だから市内でも一番安いでしょう。デパートなんか比べ物になりません。
「良い商品を揃えて安く売る」亡くなったダイエー中内さんの
信条ではないですが、これが商売の基本でないでしょうか。
  

金沢市片町1-3-22 九谷焼 諸江屋

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by moroeya | 2005-09-21 09:43