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大阪・湯木美術館に行ってきました。

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藤田美術館の後、もう一つの楽しみ
大阪御堂筋から一本裏通りにある
湯木美術館で行われている
「茶道具と器にみる四季の花展」
を見てきました。

湯木美術館はビルの二階にある小さな美術館ですが、
あの名料理店「吉兆」を作った湯木貞一が
50年にわたって集めたコレクションを収蔵してあります。

船場吉兆の事件があり、
吉兆も大変だなと思いますが、
戦後は吉兆こそ日本を代表する名料亭で
今もし湯木貞一が生きていれば
ミシュランの三ツ星は間違いなかったと思います。

それだけ日本料理に影響を及ぼしてきた
偉大な料理人の目にかなった品が並べられています。

今回の展示会では、漆器の茶入や陶磁器では
香炉や香合に水指などが数は少ないのですが
とてもしゃれたものが並べられていました。

仁清の色絵柳橋図の水指や乾山の
水仙の透かし鉢、色絵の鵜飼籠型の香炉で
源氏香の図透かしのあるものなどいいものがありました。

中に青木木米の枡形の盃が二点
赤絵と青磁がありました。

九谷焼と縁の深い木米の品には感慨深く
見させていただきました。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 http://www.moroeya.com

by moroeya | 2008-09-27 13:03  

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