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北国新聞に「九谷もジャパンである」という九谷焼の連載が始まりました

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地元の北国新聞に8月からの新連載の
「九谷もジャパンである」という九谷焼の連載が始まりました。

おじいさんが九谷焼の絵付け職人の孫が
どうしてじっちゃんが九谷焼にとりつかれたか
九谷焼の魅力を調べるといった内容です。

第一部は「古九谷の謎」で
現代の作家たちということで武腰潤さんや
長谷川塑人さんなど
現代九谷焼を代表する作家さんが出てきて
古九谷の魅力の話をしています。

人気作家の武腰潤さんは古九谷を
目指すべき「私の師匠」と言っています。

古九谷は単なる写生頼みでなくて、
明確な哲学があると思います。
デフォルメされた表現も
わざわざこう表現しようと思う「芯」がなきゃ描けない。

古九谷はしっかりとした哲学があるから
見るものを感動させるのでしょう。

武腰潤さんも花びらが風に吹かれたような
デフォルメされた牡丹を描いています。
それにより牡丹が非常に動きのあるように見えます。

古九谷が武腰潤さんの「私の師匠」というのは
目標だということでしょう。

現代作家が目指す古九谷の魅力がわかりやすく
書かれた「九谷もジャパンである」の連載から目が離せません。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 http://www.moroeya.com

by moroeya | 2008-08-17 17:44  

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