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奈良国立博物館で「仏教美術の名品展」を見てきました

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昨日正倉院展を見た後、奈良国立博物館の本館で
行われていた「仏教美術の名品展」も見ました。

法隆寺や興福寺、園城寺など名だたる仏像
が展示されていて圧倒されます。

その中で、入口のすぐに展示してある法隆寺の国宝の多門天は
ガイドの人によると国宝中の国宝だそうです。
邪鬼を踏んで凛として立つ姿はとてもすばらしい仏様です。

そのほか興福寺の四天王も三体ありこれも
すごく迫力がありよかったです。
木の仏のほか石の仏、金の仏などたくさんありました。

正倉院展に比べると見る人も少なくゆっくりと
堪能できました。

正倉院の御物は聖武天皇の使われたものを中心に
集められ、蔵で保存されたものです。
1200年たっているもので、墓に埋まっていたものでなく、
誰が使ったか由緒正しいものは世界でも
ほとんど無いのではないでしょうか。

それとともに、法隆寺の仏像も
それ以上の年月保存されてきたものです。
年月の長さとともに、
受け継ごうとした人々の熱意も感じました。

金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 http://www.moroeya.com

by moroeya | 2007-11-08 16:49  

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