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雪が降る中、久しぶりに本を一冊読破しました

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雪が降る中、久しぶりに本を一冊読破しました。

昔、竹村健一の世相を斬るという番組
(今は報道2001に改変)があり、その番組に
よく出ていた小室直樹さんの本です。
人とは違ったおもしろいことを言うなぁと
気に掛けていたので、それから何冊が小室さん
の本を読みはじめました。

「数字を使わない数学の講義」
またなんか変な発想の本だと思って読み始めると
非常に役立つ論理的発想で「論理」とはこんな考えか
と目から鱗が落ちる感じでした。

数学の本質(論理)を理解するために、
あえて数字を使わずに、月着陸や外交交渉、
マルクス学説など様々な時事の出来事から
展開した論理的発想のススメである。

数学的に考えると、
「美人でない妹を絶世の美女だ」と言ったとしても
実際に妹がいなければ、何を言っても正しい。
つまり、存在しないものについてはいかなる命題も
成り立つと言うことがが数学的論理の一つの特徴
だというのだ。

こういう思考をする西洋の論理を日本では
理解していない。
「論理」を本質的にわかりました。

by moroeya | 2005-12-20 08:53  

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