加賀市美術館で行われている「福永幾夫作陶30周年記念展」を見てきました
2013年 02月 07日
行われている「福永幾夫作陶30周年記念展」
を見てきました。
入口を入ると福永先生が得意の
九谷焼色絵細描の作品が並んでいます。
ホント細かく描かれています。
常識では考えられませんが
5回以上も窯に入れるそうです。
普通はおきるといわれる剥離がでて
作品にはならないのですが、
福永さんの場合はそうやって
細かく色絵を描いていくのだそうです。
展示会では真ん中のショーケースには
小さい盃などが並べられていましたが、
その中にまだ釉薬を塗っていない
黒い呉須だけを描いた途中の作品もありました。
それだけでもとても細かく、
先生に色のイメージはできているのと聞くと
大体できているとのことでした。
この細かい呉須の骨書に色を乗せていく
気の遠くなるような仕事だと改めて思いました。
金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 http://www.moroeya.com
by moroeya | 2013-02-07 21:49