専修大学の学生が授業の一環で九谷焼の話を聞きに来られました
2012年 09月 03日
授業の一環で九谷焼の産業としての在り方を
調べるフィールドワークとして
当店に話を聞きに来ました。
何年にもわたって伝統工芸の産業を調べているそうで
今年は九谷焼の将来展望や問題点などを聞いていました。
まずは現状の話です。
九谷焼は職人と作家という同じような仕事をしていながら
仕事の質が違う人がいます。
職人は伝統的な品物を昔ながらの技術で作る人です。
作家は新しい価値を生み出していく人です。
九谷焼産業としてはどちらも大切ですが
現在では作家志向が高く、職人の高齢化が問題となっています。
今まで普通にあった品物が突然できなくなるということも
起こってきています。
九谷焼のことを色々話させていただきました。
逆に九谷焼の抱えている問題点が自分の中で
良く整理がてきたとありがたく思いました。
金沢市片町1-3-22 九谷焼諸江屋 http://www.moroeya.com
by moroeya | 2012-09-03 21:52