金沢のがわい蟹、香箱蟹解禁
2005年 11月 08日
ここで言う蟹はずわい蟹のことで
島根県では松葉蟹、福井県では越前蟹
と呼ばれ蟹の中でもおいしさでは一番でしょう。
金沢では、姿のりっぱな雄は進物にします。
小さなメス=香箱蟹(こうばこ)は、
甲羅のなかに子やみそが詰まっていて、
これがおいしいのです。
足は細いため、身は少ないのですが
箸を突っ込んで身をだして食べます。
蟹をゆでると、あずき色だった甲羅の色が
鮮やかな朱色になります。
あおむけにし、甲羅に手をかけて、
甲羅をむきます、甲羅についているみそ
に酢醤油をかけて足のむいた身をのせて
食べるとおいしいのです。
子供の頃、この甲羅が親父だけにあり
甲羅のみそをつけて食べているのが
いかにもおいしそうで、少しなめる程度に
食べさせてもらうのがうれしかったです。
焼蟹もおいしいのですが、これは身の詰まった
雄のほうがおいしいです。
写真は、姉が金沢美大の時に描いた
近江町の蟹をゆでた時の情景です。
解禁日は高いのでまだ食べられません。
一週間ぐらいしたら安くなり食べられると思います。
楽しみです。
by moroeya | 2005-11-08 10:45