青瓷作家岡重利さんの工房に行ってきました。

九谷焼では珍しい青瓷作家
(青磁のことですが本来はこの青瓷を書くのが本当ですが、
この瓷が当用漢字になかったため磁石の磁をあてられた)

岡重利さんの工房に行ってきました。
岡先生は東京出身ですが、金沢美大を卒業後
金沢に窯を作って作陶をしています。

青瓷は焼物の基本で、中国の宋代に現在の青瓷
出来上がりました。

中国では「陶」と「瓷」しかなくその違いは、
「陶」は緑釉や三彩など比較的低温で焼かれる陶器と
土器をあわせていいます。
それに対して「瓷」は高温で焼かれるやきものを総称していいます。
大体1000℃ぐらいが境目でしょうか。

そして青い瓷器を青瓷といって珍重してきました。
それは、中国では権威の象徴の玉と似ていたからでしょう。

青瓷は窯の中で酸欠状態にして釉薬から酸素を奪うことに
よつて青色を出しています。
うまく奪えないと黄色くなり米色瓷と呼んでいます。

岡先生はこの頃青瓷と同じやり方で紫と黄色を作りました。
すごいことだと私は関心しているのですが、
早速、抹茶碗を仕入れました。
名前どうするということになって、先生は紫を曙瓷「あけぼのじ」
黄色を「霞瓷」と名前をつけました。

今では色絵でいろいろ色がありますからそんなにすごいこと?
と思うかもしれませんが、釉薬を開発するのはすごいことなんです。

わかってほしいなぁ。
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by moroeya | 2005-10-25 15:00  

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